イースター島

ポリネシア人もにっこり

Wizardryっぽいもんを作れなかった

僕はWizardryが好きだ。人のプレイを見るのも好きだ。テレポーターで未踏エリアに飛ばされて進退窮まったり、急に*いしのなかにいる*したり、救出パーティが二次遭難したりして途方に暮れてる姿が好きだ。

ある時ふいに、「暇な時にwebでWizardry出来たら最高じゃね?」と考えた。これならいつだって始められるし、いつだって投げ出せる。

なので、とりあえず作ってみようと思った。

ダンジョン描画

Canvasを使って描画する。要はfillRect()しまくる。3D計算は一切せず擬似3Dでそれらしく見せる。奥を暗くすることでダンジョンっぽさを演出してみる。扉?知らんな

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ダンジョンの生成

ダンジョンを自動生成してみようとググった結果、壁のばし法というアルゴリズムに行き当たった。処理を切り上げることで大部屋が残るよう調整している。

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できなかったこと

唐突ではあるが、上記以外のことは何もできていない。特に

  • キャラ、アイテム、戦闘、フラグ管理などRPGたりうる全ての要素
  • サーバとクライアントの責務の線引

この辺りが皆目見当がつかず、お葬式状態だった。本当に申し訳ない。

結果

あれもこれもと考えた結果何もできなくなるのは僕の悪癖であり、全ての火が消える前にとりあえず作った部分だけでも形にしようと考えた。

その結果誕生したのが「モアイ迷宮」だ。

http://wmoai.github.io/maze/

大した目的も無く迷路を彷徨うゲームであり、まるで僕の心を投影したかのようだ。全てはフロントjavascriptで動いており、そこにはサーバ側の処理は一切存在しない。ドメインが死ぬまでは公開中で、一応スマホ対応済み。

反省

いつだってWizardryをやりたいという思いは少しも陰っていない。足りないのは僕の覚悟と技術力だった。特にこういったゲームのデータや状態管理などの知識は皆無に近いので、この結果は必然であり、僕は自分の無知を再認識することが出来てよかったと感じた。

いずれ勉強して出直したい